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賀祥山 禅林寺を訪ねて

 今年のお盆は、本荘市の泉流寺のお墓参りを終えた後、午後は、にかほ市の禅林寺を訪ねた。 
 禅林寺の住職、山中律雄さんはわたしが所属している短歌結社「運河の会」の副会長をされている。山中さんの短歌の師匠は、「運河の会」同人の故・川島喜代詩さんで、仁賀保で短歌の会があるときは選者として川島先生が東京から出席され、指導されていた。そのようなことから、山中さんは禅林寺境内に川島先生の歌碑を建てられた。
 その川島先生と長きにわたり友人であった詩人の暮尾淳さんと、東京にいる娘の連れ合いが親しくお付き合いしていることを知ったときはわたしも驚いた。娘が一度は禅林寺をお訪ねしてみたいとかねて希望していたので、今回、秋田に住む末娘の運転で、私の家内も入れて四人で思い切って足をのばしたのであった。
 
 本荘市から車で約30分、右に日本海、正面に鳥海山を見ながら国道をすすみ、左に折れて坂道をのぼると、うっそうとした木立の中に禅林寺がある。山門を入ってすぐ左に川島喜代詩さんの歌碑があり、次の短歌が刻まれている。

     大寺は山を負へれば朝闌けて
        わが身あづけんしづけさにあり   川島喜代詩

 お盆中のことでもあり、山中さんとの面会は無理だと思いつつも玄関で呼び鈴を押すと、山中さんはやはりお出かけであったが、奥様が出迎えてくださった。 
 ご挨拶のあと奥様のご案内で川島先生が自ら揮毫された短歌の掛け軸や、由利本荘市の水墨画家、打矢悳氏の襖絵などを拝見させていただいた。久方ぶりに川島先生の短歌に接し感慨無量であった。
 奥様に御礼を申し上げ、川島先生の歌碑の前で写真を撮り、禅林寺をあとにした。
 非常に有意義な一日であったし、なによりも、同行の家族の感動が伝わってきて、私にとって大きな喜びであった。



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  • 2020.06.27 Saturday
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  • 14:12
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コメント
お父さん、禅林寺を訪問し、川島先生の歌碑が掛け軸を拝見することができて、本当によかったです。あんなにひなびたところにすばらしい古刹があるって、すごいね。お天気に恵まれて、海の彼方に飛島まで見えたね。久々の鳥海山もとってもきれいでした。
  • 陽子
  • 2018/08/20 7:06 AM
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