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  • 2019.02.20 Wednesday
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わが遊行期

 角川の『短歌』を購読して久しいが、特集記事に関心のあった号は大方、保存している。時折開いては特集記事を読んでいる。
 先日たまたま手にした平成二十年十月号の特集記事「60代から楽しむ短歌」が目に入った。わたしはもう九十代であるが、早速頁を開いた。「短歌のある人生の素晴らしさ」には田島邦彦、沖ななも、前川佐重郎の各氏の文章が掲載されていて、久々に楽しく読み進めた。さらに十人の歌人による「題詠60歳」が紹介されていた。
 わたしは丹波真人氏の10首詠を読んで次の歌に強くひかれた。

   学ぶとき働くとき過ぎ<林住期>古賢のやうに野山に入らむ
                                 丹波真人

 ウェブサイト「ゆうゆう人生応援団」によると、古代インドにおいては理想的な人生観として四住期(マヌ典)という考え方があって、人生の段階が四つに区分されているそうだ。

  学生期
  家住期
  林住期
  遊行期

 個々の区分の説明は省略するが、この歌に詠まれている<林住期>は、「その勤めも果たし、自然に向き直って自分自身の人生を静かに見つめる時期」と解説されている。下句はこの解説を越えて作者の思いが広く深く歌われている。
 わたしは九十二歳、<遊行期>を楽しんで日々をすごしている。ということで、一首を紹介して終わり。

   さはやかに遊行期なるをすごすべし日々の作歌を喜びとして
                                    冨樫 亨

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  • 2019.02.20 Wednesday
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コメント
丹波さんのいい歌に出会えてよかったね。古い雑誌は貴重です。お父さんの<遊行期>の歌もなかなかですよ^^
  • 陽子
  • 2018/07/28 6:15 PM
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