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美感遊創

 サントリーのサプリメント「セサミン」を定期購入して飲んでいる。そのとき一緒に送られてくるのが小冊子『美感遊創』である。これがなかなかの内容で面白い。今回は、「水辺の浪漫 日本橋めぐり」が特集されていた。普段見ることの出来ない部分の写真が掲載されていて興味深く拝見した。
 また、この小冊子のもう一つ楽しい記事が裏表紙の「今月のことば」である。今月は、

  どの路でも
  足の向く方へゆけば
  必ず其処(そこ)に
  見るべく
  聞くべく
  感ずべき獲物(えもの)がある

                 国木田独歩

が、紹介されていた。この言葉は独歩の随筆『武蔵野』の一節からの引用であった。その一節は、次の部分である。

 「武蔵野に散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはならない。どの路でも足の向くほうへゆけばかならずそこに見るべく聞くべく、感ずべき獲物がある。」

 わたしはこの文章をよんで歌人の今は亡き上田三四二の『朝日新聞』(2011年1月23日号)の「天声人語」で引用されていた一説を思い出した。三四二が散策時に作歌したと言う「歌をつくろうとは思わない。歩くだけでいい、だがそういう道の上で、ふと、歌が落ちてくる……その言葉を唇(くち)にのぼらせ、吟味し、よさそうだと胸にしまい込む」と、随筆に記しているという。

 わたしは二人の文章を読んで、そこに共通している想いを、今、あらためて感じた。サントリーの小冊子もなかなか、いいことを載せてくれる。これも、「セサミン」を愛飲している効用であろうか。

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  • 2017.04.24 Monday
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  • 15:00
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コメント
おはようございます。思わぬセサミン効果ですね。歌が落ちてくる……散策はすばらしいですね。
  • 陽子
  • 2014/07/22 7:26 AM
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